「この世界の片隅に」を見た

おっす、おらダメ社員。

ベース担当、ZAKkyですだよ。

いやー、仕事でやらかし放題だったので若干の自虐が入ってしまいました。

自虐は上手くやらないと全然面白くないからな。

 

そんな事はさて置き、またしても映画を見に行ってきました。

アニメーション映画「この世界の片隅に」という映画。

実写版映画「夕凪の街　桜の国」でも映像化された、こうの史代さんの作品。

戦前、戦中、終戦を通して、広島から呉へ嫁いだある女性の物語です。

 

やっぱり戦争の映画なんで、ズシンと来るんですよね。

そんで広島だし、やっぱり避けては通れない事が絶対にやってくるんですよね。

でもその中で徹底してリアリティがある部分と、辛い悲しいばかりではない部分もあって。

コレ、アニメで良かったなって。実写だと辛すぎて二度と見に行かなかっただろうなあって。

 

主役、すずさんの声はのん（旧名：能年玲奈）さんでした。

ちょっと天然入ってるけど気丈さもある感じがバッチリハマってました。

 

空襲のシーン、特に機銃掃射に襲われる部分、異様にリアルで。

調べてみると監督の片渕須直さんは、私もプレイしたことのあるシューティングゲーム

「エースコンバット０４」と「エースコンバット５」のシナリオを手掛けているそうで、

かなり飛行機に詳しい方でした。

後で原作の漫画を全巻買ったのですが、その中にはそんなにリアルな飛行機のシーンは無く、

しかるに片渕監督の手によってあそこまでリアルになったのでしょう。

不謹慎なのかもしれないが、ミリタリー好きな人からすれば「おっ！？」と思うシーンが多々ありました。

 

片渕監督はかの有名な「魔女の宅急便」で演出補もされてます。

宮崎駿が現場復帰するまでは監督だったとのこと。

その時のスタッフでアニメ制作会社「STUDIO 4℃」を設立。

この会社は松本大洋原作「鉄コン筋クリート」の劇場版や

アジカン、浜崎あゆみ、宇多田ヒカルなどのＭＶも手掛けています。

実は結構な人が作品を目にしている存在だったりするのですね。

 

感想としては、あまりネタバレになるのも良くないので抽象的になりますが、

「何でも美味い」ということ。

戦時中は食うものが無かった、と私が幼いころの年寄はよく言いましたが、

意味が分かった気がします。そうだな。何でも食わなきゃならんな。と。

好き嫌いは全くと言って良いくらい無いんですけど、改めてそう思いました。

「戦争反対！」とか声高に叫ぶつもりは無いです。

だって誰だってしたくないだろそんなもん。わざわざ叫ぶことはない。

 

後は、見終わった後ちょっと人にやさしくなりました。

飲み屋の客引きにもいつもなら「うるせえなあ」と思うところを

「力になれんですまんな」とか思ったり。

「頑張っていかなあかんなあ」と思ったり。

これ多分わたしだけだと思いますけどね・・・。

 

そりゃ、ヘビーです。「君の名は。」も生き死にはありますが、

実在した分こっちの方がドスンと来ます。

だからこそもう一度見て、意味をしっかりととらえたい。

今年はどんだけ名作が出るんだ。

もう明日は１２月なのに。

 

そうそう、見終わって映画館を出ようとしたところ、

とあるお兄さんに声をかけられ、フライヤーを手渡されました。

何でも、年の瀬に今年の流行物、映画やポケモンＧＯやらを大総括しちゃおうというイベントがあるそうで、良ければ来てください、と。

前述のとおり人にやさしくなっちゃっていた私は、二日後にチケットを買っちゃいました。

詳細↓

 

http://peatix.com/event/216613

 

さてさて、私はこのすげーマニアックそうなイベントを楽しめるのか！？

打ち上げまで参加希望しちゃったぞ、大丈夫か！？

 

詳細は当日近辺のこの日記を楽しみにしておいてください。

ちゃんと赤裸々に書きますゆえ！！

 

ではこの辺でノシ