ヒドリノトキハナミダヲナガシ

お暑う御座います。いかがお過ごしでしょうか??

本日もご覧いただきありがとうございます。

 

本来水曜日に書くべきなのですが大体週の前半ってのはテンションもネタもついてこない。

のでしょうしょうご勘弁いただきたい次第なのです。

 

さて。

最近ゲリラ豪雨やらはあれど、丸一日雨天ってのがなかなかない。

そこでこのタイトル。

 

「雨ニモマケズ」。宮沢賢治の有名な詩です。

 

「ヒドリ」?「ヒデリ」ではないの??

コレ実は誤記ではないのです。

 

ジョジョの奇妙な冒険第一部の「なにをするだぁー」は重版してもなかなか変わらなかった誤記ですが、

コレは誤記ではないのです。

 

父から拝借した新潮社の宮沢賢治詩集で私は知ったのですが、

解説のページに「ひでりをひどりと書く癖があった」云々の下りがあります。

ただ最近は「日取り」つまりは日雇いのことであって農業を専業と出来ず、仕方なしに

日雇いの労働に出ねばならない悲しさに涙を流すという解釈であったり、色々あるみたいです。

宮沢賢治自身が修正したそうですけどね。

 

漢字とカタカナの組み合わせで続く詩は、何か不安をあおるものがあります。

が文章として脳内でしかととらえると、「中道」を意識した仏教の思想が強く感じられるなあ・・・と思うわけです。実際熱心な仏教徒であったようですし。

 

銀杏の峯田やら色んな人が宮沢賢治に影響されておりますが、「銀河鉄道の夜(もちろんお話のほうの)」なんかでは「ハッ」とするほどキレイな情景の表現があって、圧倒されたりしますね。

 

まー、そんなに文学に聡いわけではないです。パッと寄ってパッと買って楽しむ人なので深いトークは出来ませぬ(^^;)

 

にしても最近本屋に行ってないな。ブックオフもジュンク堂も近くにあるというのに。

ああもったいない。

暑いのが悪いんだ。九月になったら動こう・・・って今年は残暑が厳しいと聞いたな。

いつになれば自由意志で外に出られるのやら。

 

はい今回はこの辺です。また次回のお楽しみ。